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穂積浅葱|Asagi Hozumi
3 日前
【会員コラム】穂積浅葱(5)「命」という語を使うのをやめよう
我々ヴィーガンが守られるべきだと主張しているのは「苦感能力(苦痛を感じる能力)を持つ意識のウェルビイング」であって、「命」ではありません。
また、無生殖主義者*が作るべきではないと主張しているのは「苦感能力を持つもの」や「苦感能力を持つ意識**」などと呼ばれるべきものであり、「


間忠雄|Tadao Hazama
2024年11月5日
【会員コラム】間忠雄(5)倫理的反出生主義の普及を願って ~苦しむ人間存在がもはや誰もいなくなるために~(5)
「出生」が個人の自由な選択肢ではなくむしろ「出生の停止」こそが、さもなければ生まれてくることが避けられない人間に対する「苦難の予防」として万人に課せられた義務である、という倫理的反出生主義の主張に一定のコンセンサスが得られた場合、それは一つの画期的なパラダイムシフトとなるだろう。


間忠雄|Tadao Hazama
2024年10月14日
【会員コラム】間忠雄(4)倫理的反出生主義の普及を願って ~苦しむ人間存在がもはや誰もいなくなるために~(4)
さて、キリスト信仰に基礎づけを求める上で払拭しなければならない倫理的反出生主義に対するいくつかの疑念をここでは検討してみよう。
まず考えられるのは、「苦難」からの人間救済をのみ至上命題とするあまり、倫理的反出生主義は人間の「応答責任」の継続を性急に放棄するきらいはないか、と


穂積浅葱|Asagi Hozumi
2024年10月7日
【会員コラム】穂積浅葱(4)「無生殖主義」を捨てる時が来た?
前回のコラムでは、無生殖主義者(※1)が無生殖主義の支持拡大を妨げないように表現活動をする方法について、私の考えを紹介しました。
しかし、多くの無生殖主義者が、不適切な表現活動が引き起こす問題の存在にすら気付かないままインターネット上で表現活動を続けています。


穂積浅葱|Asagi Hozumi
2024年9月29日
【会員コラム】穂積浅葱(3)無生殖主義者の表現活動
前回のコラムでは、「反出生主義者」を名乗りながら過度に攻撃的/悲観的な言動をインターネット上で繰り返して無生殖主義(※1)の支持拡大を妨げる人々の例を紹介しました。
また、そのような言動は「言論の自由」という概念で保護されるものではなく、無生殖主義者というカテゴリーに属する人々


間忠雄|Tadao Hazama
2024年9月23日
【会員コラム】間忠雄(3)倫理的反出生主義の普及を願って ~苦しむ人間存在がもはや誰もいなくなるために~(3)
以上の要点は、「出生の停止」が「苦しむ人間存在の終焉」のための、現時点において知られているところの「唯一確実な手段」である以上、他の代替案が見つかるまでこれを選択しないことはいかなる理由であれ、「苦しむ人間存在の継続」を正当化することになる、ということである。
倫理的反出生主義


穂積浅葱|Asagi Hozumi
2024年9月18日
【会員コラム】穂積浅葱(2)「言論の自由」の誤解
「反出生主義者」を名乗りながら過度に攻撃的、もしくは悲観的な言動をインターネット上で繰り返す人々があまりにも多すぎます。
そういう人々の言うことに限ってリツイート/リポストなどで拡散されやすいものですから、「反出生主義」と呼ばれる立場は支持を広げることができず、反出生主義の支持

穂積浅葱|Asagi Hozumi
2024年9月11日
【会員コラム】穂積浅葱(1)ABEMA Prime「『生まれなければよかった』反出生主義ってどんな思想?共感する背景に何が?」への反応
ABEMAが2回目の「反出生主義」特集をしました(※1)。
前回はなんと3年も前だったそうです。
時間の流れは速いものですね。
必要な変化を早く起こさないと、あっという間に我々活動家の人生は終わってしまいそうです。
※1:我々は『無生殖主義』という別名を使って問題を避けよ


間忠雄|Tadao Hazama
2024年9月4日
【会員コラム】間忠雄(2)倫理的反出生主義の普及を願って ~苦しむ人間存在がもはや誰もいなくなるために~(2)
倫理的反出生主義の主張は、「すべての出生を停止せよ、それから、すべての人間の苦痛の除去を最優先させよ」というものでなければならないのではないだろうか。
「出生の停止」は「苦しむ人間存在の終焉」のための唯一確実な手段として承認されたならば、倫理的反出生主義の主張への賛否はつまるとこ


間忠雄|Tadao Hazama
2024年9月2日
【会員コラム】間忠雄(1)倫理的反出生主義の普及を願って ~苦しむ人間存在がもはや誰もいなくなるために~
本ウェブサイトで、会員による不定期連載コラムの掲載を始めることになりました。 その初回となる本稿は、比較的珍しいと思われるタイプの無生殖主義者によるものです。 寄稿者・ 間忠雄氏は、ヒトの生殖を倫理的な誤りとする立場とキリスト教の信仰とを両立します。 寄稿者 間忠雄...
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