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【会員コラム】穂積浅葱(6)不妊治療クリニック爆破犯の過ち:無生殖主義活動家の視点
6月17日にカリフォルニアの不妊治療クリニック付近で起こった自爆事件の犯人とされるガイ・エドワード・バートカス容疑者(とその協力者、ダニエル・パク)の行動がなぜ無生殖主義*活動家の視点から許容できないものだったのかについて、私の考えをここに書き留めておきます。
* 苦感能力を持つ意識を作ることは誤っているとする倫理学上の立場を、ここで解説している理由で、無生殖協会は「無生殖主義」と呼んでいます。その実践の仕方は事実上、反ヒト生殖主義(広く『反出生主義』として知られている立場)とヴィーガニズムの両立です。「反出生主義」という言葉の方に馴染みがあれば、読み替えてくださっても差し支えありません。
広く受け入れられている結論(ヒトや動物を作ることは良いことである、または許容されることである)に反対すべき理由を見つけていない人々を、それに真っ向から対立する無生殖主義に納得させようと思ったら、まずは彼らに、議論に参加して我々の話を聞く気になってもらわなければなりません。
そのためには、彼らは少なくとも無生殖主義について「過激」「危険」などという

穂積浅葱|Asagi Hozumi
7月26日


【会員コラム】穂積浅葱(5)「命」という語を使うのをやめよう
我々ヴィーガンが守られるべきだと主張しているのは「苦感能力(苦痛を感じる能力)を持つ意識のウェルビイング」であって、「命」ではありません。
また、無生殖主義者*が作るべきではないと主張しているのは「苦感能力を持つもの」や「苦感能力を持つ意識**」などと呼ばれるべきものであり、「

穂積浅葱|Asagi Hozumi
2月4日


【会員コラム】穂積浅葱(4)「無生殖主義」を捨てる時が来た?
前回のコラムでは、無生殖主義者(※1)が無生殖主義の支持拡大を妨げないように表現活動をする方法について、私の考えを紹介しました。
しかし、多くの無生殖主義者が、不適切な表現活動が引き起こす問題の存在にすら気付かないままインターネット上で表現活動を続けています。

穂積浅葱|Asagi Hozumi
2024年10月7日


【会員コラム】穂積浅葱(3)無生殖主義者の表現活動
前回のコラムでは、「反出生主義者」を名乗りながら過度に攻撃的/悲観的な言動をインターネット上で繰り返して無生殖主義(※1)の支持拡大を妨げる人々の例を紹介しました。
また、そのような言動は「言論の自由」という概念で保護されるものではなく、無生殖主義者というカテゴリーに属する人々

穂積浅葱|Asagi Hozumi
2024年9月29日


【会員コラム】穂積浅葱(2)「言論の自由」の誤解
「反出生主義者」を名乗りながら過度に攻撃的、もしくは悲観的な言動をインターネット上で繰り返す人々があまりにも多すぎます。
そういう人々の言うことに限ってリツイート/リポストなどで拡散されやすいものですから、「反出生主義」と呼ばれる立場は支持を広げることができず、反出生主義の支持

穂積浅葱|Asagi Hozumi
2024年9月18日


【会員コラム】穂積浅葱(1)ABEMA Prime「『生まれなければよかった』反出生主義ってどんな思想?共感する背景に何が?」への反応
ABEMAが2回目の「反出生主義」特集をしました(※1)。
前回はなんと3年も前だったそうです。
時間の流れは速いものですね。
必要な変化を早く起こさないと、あっという間に我々活動家の人生は終わってしまいそうです。
※1:我々は『無生殖主義』という別名を使って問題を避けよ

穂積浅葱|Asagi Hozumi
2024年9月11日
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