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【会員コラム】間忠雄(12)苦しむ人間存在がもはや誰もいなくなるために~キリスト教的反出生主義を巡る対話②~
〔M氏の指摘その2〕
反出生主義は、この世界に産み落とされる赤ん坊を、まるで拷問部屋にほうりこまれた囚人のようにみています。
このような視点は、ある意味で正しいと思いますが、それだけでこの世界が語り尽くせるわけではないと思います。
「拷問部屋としての世界」という認識への執拗な固着において反出生主義は、キルケゴールのいわゆる「可能性の絶望」のなかにあります。
……本当の意味で欠けているものは、自分の自己の内に存する必然的なるもの(自分自身の限界とも呼ばるべきもの)のもとに頭をさげるところの服従の力である。それ故に不幸なことはそのような人間がこの世の中で何にもならなかったということではない、―否、彼が自己自身に(彼がそれである自己が全く特定の或る物でありしたがって必然的なるものであるということに)着目しなかったことが不幸なのである。彼は自分の自己を空想的に可能性の鏡のなかに映して見ることによって、自己自身を喪失したのである。
(キルケゴール『死に至る病』岩波文庫p70)
反出生主義がキルケゴールのいう「可能性の絶望」に該当するのは、自然の営みの帰結と

間忠雄|Tadao Hazama
3 時間前


街頭活動29:池袋駅東口
2026年3月8日(日)の午後、無生殖協会街頭活動部は街頭活動29を東京都豊島区の池袋駅東口で実施しました。
3名の会員が参加して7種類のパネルを掲げ、付近を通行する多くの人々の注目を集めました。
通行人の一部が写真を撮るなどの反応を見せたほか、1名が無生殖主義に共鳴する立場から参加者に話しかけました。

穂積浅葱|Asagi Hozumi
3 時間前
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